Le Journal de Yuki

samedi, janvier 22, 2005

そういえば

ブッシュ政権が2期目に入りましたね。かつて大統領選の際に"This land"で話題になったjibjabではさっそく"Second term"なるものができていました。個人的には、パウエルさんが政権を去ったのが最も残念です。それにしても、「世界平和実現のための最良の道は、全世界に自由を拡大することだ」って、いくらテロがあったからって、1期目の始めと外交政策変わりすぎでしょ!

今期最も面白かった授業のひとつ、国際政治基礎の先生は「自分のperspectiveを持つことが大切」と常に言ってたけど、政治を一貫した視点で見るのって本当に難しいということを実感する今日この頃。自分のperspectiveを確立するためには、知識も経験も足りないと思う。当然ながら、狭い視野でものを見れば、偏った見方になる。

2期目のブッシュ政権は明らかに、政権内におけるdiversity(多様性)よりcoherence(一貫性)を重視している。個人と政策を一緒にすることはできないが、diversityを捨てればより国益追求に偏った政策になると思う。むしろ、そのために捨てたのか。アメリカの国益の定義自体は広がっている気がするけど、あの政策なら、世界の自由がアメリカに国益をもたらす前に、自らの限界に気づくことになりそうだ。 ってか早く気づいて。

拙いながらも、たまには政治学科っぽい日記にしてみた。